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ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの演奏を観る

 バロック時代のチェロってどんな楽器だったのか、という問いに対する答えとして、「ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ」があります。最近、にわかに注目されているこの楽器、実際の演奏の映像に接することができます。8/5にBS-hiで放送される、ハイビジョンクラシック倶楽部でのラ・プティット・バンドの演奏です。

  日本ではバロック・ヴァイオリン奏者の寺神戸亮さんがバッハの無伴奏チェロ組曲を録音したことで話題になりましが、ヴィオラよりもかなり大きな弦楽器です。首にベルトのようなものを掛けて、ぶら下げるような格好で弾く演奏スタイルは、かなり衝撃的で話題性十分です。いったいどんな音がするのか?音量はどうか?演奏は大変ではないのか?(特に低いほうの弦を弾くときに腕の長さは足りるのか?)興味はつきません。

 放送される曲はヴィヴァルディのチェロ協奏曲。演奏者はシギスヴァルト・クイケン。バロック・ヴァイオリンの名手というか、権威です。当然ですが、十分に練習を積んでいると思われる、巧みな演奏に感心しました。音量は大きくなさそうですが、バロックチェロを高いポジションで弾いたときの音色になんとなく似ているような、不思議な音色でした。

 この楽器、音楽史的に正しいかどうかはさておき、この楽器のおかげで、ヴァイオリン奏者がチェロのレパートリーに進出できるようになったことは画期的だと思います。古楽器で演奏する団体が乱立しることによって、なかなか特徴が出にくくなっている昨今、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラの登場によって、21世紀のバロック音楽の人気がどれくらい活性化するのか、期待したいと思っています。

寺神戸亮さんの演奏

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

BS-hi ハイビジョンクラシック倶楽部今月のプログラムあれこれ

激安CDではないですが、テレビで放映されるソースも、コストパフォーマンスの点では大変魅力的です。このブログでも以前紹介した番組のいくつかが再放送されます。

4人のバイオリニストの競演 (7/10、17)

・マリインスキー・ブラス・アンサンブル 演奏会(7/8)

向山 佳絵子 と 仲間たち(7/9,16)

ソノス・ハンドベル・アンサンブルの驚演は一見の価値あり、だったのですが7/7の放送でした。もう終わってしまいました。

テレビ番組(もちろんFM放送なども)は考えようによってはコストパフォーマンスの点では激安CD以上だと思います。これからもすこしずつネタにしていこうかと思っています。

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アコーディオンの魅力 クラシック・バスカーズ

 クラシックバスカーズとはフルートまたはリコーダーを持ち替える演奏者、マイケル・コプレイと、アコーディオン奏者1名で編成される演奏団体です。

 演奏する曲目はクラシックの名曲のパロディです。一つの演奏会で20~30曲くらい。ですから1曲あたり平均2~3分です。普通に考えるとパロディになりそうにない古今の名曲、たとえばベートーヴェンの交響曲やストラヴィンスキーの春の祭典などもネタにしてしまう、すごい2人組です。

 主にメロディーを担当するマイケル・コプレイの演奏技術は大したものです。各種リコーダーやフルートを持ち替えて吹くのは当たり前で、オカリナやパンフルート、はたまた、どこの国ものかわからない民族楽器のようなものまで、30種類くらいの楽器をこなします。テンポも軽快で、いかにも簡単そうに吹くところに聴衆は感心し、圧倒されてしまいます。

 一方、伴奏に徹していて、一見目だたないイメージのアコーディオン。むしろこっちの方が大変なんでは、と思います。なにせ、クラシックのオーケストラの名曲のメロディー以外のパートを全部担当しているわけです。この団体の演奏はユニークでジョークにあふれているだけではなく、オケの中にある必要な和音ときちんと拾って、ちゃんと原曲がイメージできる響きをつくっています。これがアコーディオンの凄さだと思います。

 しかし、この2人、いつもすべて暗譜で演奏しています。もちろんピアニストだって指揮者だって暗譜して演奏するわけですが、編曲されて転調されているもの、古いもの、新しいもの、ギャグが盛り込まれているもの、それらの曲順も含めてすべて覚えているわけですから、大したものです。まあ、同じネタを何10回、何100回と繰り返しながら世界中を旅しているうちに体にしみついてしまうのかも知れませんが。

昔のメンバーでのCD(4枚組!)
なんと120曲以上も入っています
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

アコーディオンソナタを聴く

 カレヴィ・アホ(Kalevi Aho、1949-)のアコーディオン・ソナタを聴きました。アホはフィンランドの現代音楽の作曲家で、交響曲を10曲以上書いている多作家です。アコーディオンの独奏曲、しかも現代音楽、ということで興味を持ちました。

 第1番と第2番「Black Birds」の2曲が入っています。演奏者はMarjut Tynkkynen。女性奏者のようです。1994年の録音で、オンマイクでありながら残響も豊かで、なかなか良い音です。

 おなじジャンルの曲を他に聴いたことがないので、曲がすぐれているとかの感想は持ちにくいです。楽しげというわけでもなく、どちらかというと恐い感じの曲想です。でも面白かったです。この楽器の表現力の幅広さに不思議な魅力を感じました。

 他の鍵盤楽器と違う点がいくつもあります。たとえば強弱。ピアノは鍵盤をたたいた瞬間から音は減衰していく一方です。オルガンは鍵盤を押している間は音が平坦に出ていますが、出ている間の強弱はありません。

 アコーディオンは自分でふいご(正式には何ていうのでしょうか)を動かしているわけですから、クレッシェンドとかデクレッシェンドの自由度があります。まるで呼吸をしているような独特の音のふくらみがあります。

 それでいて鋭い音、やさしい音など、音色もかなり変幻します。ファゴットのようなブイブイした音から、邦楽の笙のような音まで、いろんな音が聴こえて面白いです。また同時にたくさんの音も出せそうですし。

このCD、入手しにくいようですナクソスのミュージックライブラリーで聴くことができます。

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ブラームスのチェロソナタを聴く

 最近、アンナー・ビルスマのアニバーサリーボックスのCDを聴いています。ソニーから出ているもので、11枚組みで紙ケース入りで廉価です。それを私はディスクユニオンでさらに安く、4000円くらいで手に入れました。

 昨日、ブラームスのソナタを聴きました。ブラームスにはOp.38と99の2曲のチェロソナタがあります。短調と長調が1曲ずつどちらも名曲で、チェリストにとっては重要なレパートリーで名盤はたくさんあります。

 ビルスマのチェロはガット弦を使っていて、深みのある独特の音色が特徴です。ヴィブラートも押さえ気味なのですが、フレージングのとり方が新鮮だったりして、これはこれで結構楽しめました。

 ブラームスのソナタを聴いていつも大変だなと思うのはピアノとチェロの音量のバランスです。ピアノの音量はフォルテピアノの時代からどんどん進歩して、コンサート用グランドピアノなんかになりますと、大ホールの空間に音を充満させるのに十分なパワーがあります、

 一方チェロの方は、バロックからロマン派にかけて進歩はしてきましたが、ピアノほどでありません。
実演ではどうしてもチェロの音量が負けそうになることが多いです。そういう状況でも名演奏を残せるチェリストは少ないのではないでしょうか。

これは文句なしにすごい やはりパワーが必要    ビルスマの独特な味
  

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子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

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