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フォイアマンのチェロを聴く

 私が好きなこともあって、チェロ関係の記事が多くなっています。今日はフォイアマンを取り上げます。主観ですが、彼はチェロ史上最高のチェリストではないかと思っています。

 まず、抜群のテクニック、特に音程。低音域から超高音域まで完璧な音程で弾けています。高音域になるとどうしても音程かテンポのどちらかに不自由さが出てしまうのですが、彼の演奏にはそれが微塵も感じられません。楽器の性能からくる制約から解き放たれた自由な音楽表現があります。
 
 それから音色。ボウイングのテクニックも絶品です。レガートで弾くときは流麗でつややか。スタッカートで弾くときには鋭く、明瞭でそして均一。すこし古めかしいポルタメントなんかもあるのですが、これは時代的に致しかたないと思います。現代であればイマ風の弾きかたでも当然弾けていたと思います。

 音楽は颯爽としていて、スピード感があり、むしろ現代的にすら感じます。テクニック的な制約を超越しているので、難しいパッセージでもテンポを落とさず、ぐいぐいと前に進んでいきます。もたもたするところがなく、聴いていて、すがすがしい感じにがします。

 ただし、残された音源はSP録音ばかりで音の古さは否めません。この点で相当損をしている感じです。そこで、最近この手のSP録音のCDを聴くときは、PCのデジタルオーディオプロセッサーを通して、適度に残響や擬似ステレオ的なエフェクトをつけて聴いたりしています。もちろんピュアオーディオ派の方からみると全く邪道なのですが、演奏のスケールがすごく大きくなったような気がしてしまうのが、人間の感覚の不思議なところです。

 まるでヴァイオリン  アルペジョーネソナタ  ブラームス二重協奏曲
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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チェロ史上最高のチェリスト

「チェロ演奏史上の最高峰」、同感です!ハイフェッツとの二重協奏曲がそれを証明しています(チェロなのにヴァイオリンと互角!)。ドヴォルザーク(26歳)はオーパス蔵盤が実に情熱的で思い切って引いていて素晴らしいです。39歳のカニサーソサイェティ盤はドボコンの最高峰でしょう(録音は最悪)。二楽章など涙が出るほど情感がこもっています。一楽章と三楽章の盤石の技巧を超えるチェリストはもう現れないのかもしれません(ヨーヨー・マも超えられないのでは...)。全く、夭折が悔やまれます。
「ハイフェッツがヴァイオリンで出来ることは全てチェロで出来る」、「カザルスの演奏会で弓使いを学んだ、カルーソーのレコードで旋律の歌わせ方を学んだ、それ以外には誰にも習っていない」、「14歳で師クレンゲルの前でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いたら、何も教えることはないと言われた」、「一回目は所見でコンチェルトを弾き、楽譜を閉じて二回目を暗譜で弾く」、「チェロ演奏の最高峰だ(シュタルケル談)」、「カザルスが神様ならフォイアマンはそれ以上だ(シャフラン談)」、とにかく別格のチェリストです。

ありがとうございます。

返信大変おそくなってしまいました。すみません。ブログ再開しました。
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かるべりゅういち

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子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

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