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クライバー遂に来日、ばらの騎士を観る(1994)

 1994年秋、ついにクライバーがウィーン国立歌劇場とともに日本にやってきました。「ばらの騎士」を振るということになっていたのですが、2年前のウィーンフィルの演奏会をキャンセルされている日本の音楽ファンにとって、「本当に振ってくれるのか」というのが最大の心配の種でした。

 それでもチケットは即日完売。確かS席が65,000円だったと思います。私も何回も電話してやっと買うことができました。同じ演出とキャストでウィーンで上演された映像が日本での上演の半年くらい前にNHK-BSで放送されましたので、十分に予習をしてから当日に望むことができました。会場に行くと、どこかで見たことがあるような若手指揮者や音楽評論家の方をロビーでちらほら見かけたりと、まさに日本の音楽界の話題をさらった一大事でした。

 演奏の素晴らしさについては改めて言うまでもありません。オットー・シェンクの舞台、ロット、オッター、ボニー、モルといった最高のキャスト、そしてオケピットからは自在に指揮棒を操るクライバーの後姿が見え隠れしていて、そして紛れもないウィーンフィルの豊麗な響きが会場を満たしていました。まさにに極上のひとときでした。

 当日、印象に残っていることがあります。ホールに入って席に着こうとすると、座席に紙が一枚おいてあります。周りを見るとすべての座席に同じものがあります。主催者側が配布したものでした。文面は正確に覚えていませんが、大体以下のような内容でした。「クライバー氏はカメラのフラッシュの光を非常に嫌っています。心無い観客からフラッシュを浴びせられることにより、クライバー氏がその後の一切の公演をキャンセルしてしまう可能性も考えられます。したがって、カーテンコールのときなどは決して客席からフラッシュを光らさないでください。」主催者側のクライバーに対する神経のつかいようが判るできごとでした。

 さて、終演後何度も舞台に呼び出されて、スタンディング・オベーションに応えるクライバーでしたが、その何回目かのときに、一瞬フラッシュが光りました。客席からのものです(私ではありません)。その後、皆がいくら頑張って拍手してもクライバーはその日の舞台に現れることは二度ありませんでした。その後の公演をキャンセルしなかったとあとで聞いてほっとしのが記憶に残っています。

 いまさらですが名演です   1979年バイエルンでの名演奏 1974年バイエルンでのライブ
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テーマ : クラシック
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