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ラルフ・カーシュバウムのバッハ無伴奏チェロ組曲

 カザルスに始まり、数々の名盤がひしめくバッハの無伴奏チェロ組曲。よっぽどの特徴がないと目立ちにくい状況になっています。一方で、意外と正統的で実直な演奏に出会うことが少ないようにも思います。そこで以前から気に入っているのですが、あまり話題に上らないこのCDを取り上げます。値段も手ごろでお買い得です。

 この曲にはさまざまな演奏スタイルがあります。バッハ本人の自筆譜がなくアンナ・マグダレーナ・バッハの写譜が残っているだけ、というのも原因のひとつかも知れません。ボウイングをどうしたらよいかが結構問題で、いろんな出版社から出ている譜面を見ると、スラーのつけ方に驚くほど違いがあるのがわかります。ロマンティックに弾こうとすると、スラーで音をつないでいって、歌謡的な旋律線を前面に出すように弾くのでしょうし、舞踊的なリズム感を強調したいときには短く音を切って、スタッカートを多用するような弾き方になるでしょう。

 さて、カーシュバウム(Ralph Kirshbaum)ですが、まず彼の経歴はよく知りません。アメリカ出身?のベテランで楽器はモンタニアーナだそうです。音は少し地味めで、一聴した感じではガット弦をつかっているようにも聴こえます。残響も比較的少なめでチェロの音が比較的ダイレクトに聞こえてくるような録音です。

 演奏はオーソドックスなものです。テンポなども変に大げさに揺らしたりすることがなく、速すぎず遅すぎずです。また、歌うところはしっかりと丁寧に弾く一方で、音を短く切ってスタッカート気味に演奏する箇所が多いのが特徴なのですが、モンタニアーナのすこし鼻にかかったような美音にも助けられて、粗暴になる一歩手前で収まっているのに好感が持てます。テクニックは磐石で、第6番のプレリュードなどでもイン・テンポでどんどん行くのですが、一つ一つの音が明瞭に聞こえますし、重音も綺麗に響いています。もっと注目されてもよいCDだと思います。

この値段はお買い得   こんな顔の方です   これも聴いてみたい
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テーマ : クラシック
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子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

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