スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

グールドの演奏を現代によみがえらせる試み

 クラシック音楽の演奏史において、「グールド」と「バッハのゴールドベルク変奏曲」の組み合わせくらい、曲目と演奏者との関係が深く結びついて世の中に広く認識されているものはないのでは、と思います。このような例として他には「リヒターのマタイ」「バイロイトの第九」「カザルスの無伴奏」なども考えられますが、曲のイメージを根本から変えてしまうような衝撃があり、なおかつ50年以上に渡って聴く者を惹きつけているという点で、グールドのケースは稀有だと思います。

 このグールドの演奏は1955年のモノラル録音です。1981年の再録音は音質はよいのですが、だいぶ雰囲気が違います。グールドが生前に演奏会から決別してからは、スタジオ録音のみがリリースされていたわけですから、生演奏を聴いたことのある人はほんとうに極々限られています。もっとよい音で、できれば生の演奏会で聴きたいというのが世界中のファンの願望だと思います。

 それに応えるかのようなCDが出ました。1955年の音源からピアノの音を精密にサンプリングしでデータ化。これを自動ピアノに演奏させてデジタル録音したというものです。なるほど、ピアノならこういうこともできるのですね。まあ、当然こういう試みは賛否両論になります。どちらの言い分も理解できます。しかし、こういうものが出てくるということは、それだけこの1955年盤の価値を世の中が認めているということなのだと思います。

 個人的には、こういう技術は大変面白いと思っています。せっかくの技術ですので、たとえば、ホロヴィッツやコルトーなどのSP録音を蘇らせる、なんていうのも実験としては面白いのでは、と考えるのは私だけでしょうか?

 グールドの話にもどります。彼の演奏のトレードマークの一つは、あの不気味な鼻歌だと思います。彼の演奏の音源から鼻歌の音声だけを分離して取り出して、自動演奏のピアノの音に重ねるとより本物に近くなるような気がします。でも技術的には相当難しそうですね。100年後くらいには誰かがやっているかもしれませんが。

 まずこれを聴かねば    死の直前の再録音    自動ピアノで再創造
   
スポンサーサイト

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

カウンター
ブログ内検索
プロフィール

かるべりゅういち

Author:かるべりゅういち
子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

少しでも多くの方に読んでいただけるように、いくつかのブログランキングに参加しております。
もしよろしければ、一日一クリックをお願いいたします。

にほんブログ村ランキング
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

にほんブログ村 クラシックブログへ

にほんブログ村


音楽ブログランキング

人気ブログランキングへ

最近の記事
CD・DVDの検索


HMVジャパン
↓こちらは英字入力のみ






Shop.TOL
by TSUTAYA online




Sony Music Shop
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング

FC2ブログランキング

Amazonライブリンク


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。