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永遠の名曲であってほしい、シューベルト「未完成」

 LPレコード全盛の時代、カラヤンの「運命/未完成」といえば、イ・ムジチの「四季」と並ぶ、不動のベストセラーでした。目を閉じて陶酔して指揮するカラヤンの写真のジャケットに、「運命/未完成」という哲学的な熟語が大きく書かれた紙が帯のように巻かれたLPレコードは、「高尚なクラシック音楽」を象徴する商品でした。

 この組み合わせが多用された理由はLPの収録時間の制限によるところが大きいといわれています。A面が運命、引っくり返してB面が未完成という具合です。そんな訳で、昔のクラシック入門者はまず「運命」と「未完成」を聴いて、それから「新世界」「悲愴」などに手を伸ばしてくのが常道でした。

 しかし、普通に考えればこの組み合わせはたいへん不思議です。曲同士の直接的な関連性はかなり低いです。では、もし「未完成」が「運命」と一緒でなかったら、いったいどれくらい有名になれたでしょうか。作品の価値を否定しているのではありません。私自身大変好きな曲です。心配しているのです。今の若い人はマーラーやショスタコからクラシックの世界に入ってきますので、内面的でやや地味な印象の「未完成」など、だいぶ後回しになってしまうのでないでしょうか。

 そこで、このCDやDVDの時代に「未完成」のカップリングの相手はどうなっているのか少し調べていました。一番多いのが「グレート」。やはり本来これが妥当な組み合わせと思います。仮に「第8番」と「第9番」の記載を誤認して買ってしまっても、両方入っているから大丈夫です。ただし収録時間はぎりぎりです。次に多いのは同じシューベルトの5番。ややインパクトが弱いでしょうか。

 さて、これからはネットからダウンロード配信される時代です。もうカップリングの相手に頼ることはできません。「未完成」が単独でも名曲として生き残ってくれることを祈っています。

 高級感抜群の指揮姿  こちらはフルヴェンです エグモントのおまけつき
  
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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初めまして~♪

かるべりゅういちさま 
お早うございます、そして、初めまして~

ぶろぐ村からやってきました。
「運命・未完成」私は、ヴァルター・コロンビアでした。確かにこの2曲をつなぐものはほとんどありませんね。でも、このネーミングで売れたのかもしれませんね~。
どちらも、ほとんど聴くことがありませんが、久しぶりに聴いてみると、なにがしか新たな発見のようなものがありますね~。

この2曲、演奏した回数は多いです、やはり、いまだに、あだ名の付いている曲をやると、お客さんが集まると言うところがありますね~。
「新世界」なども~

ミ(`w´)彡 

ありがとうございます

ルドルフ2006さん、
こちらこそ、はじめまして。
よろしくお願いいたします。

そもそも「運命」と名づけているのは日本だけだとか。いっそのことベートーヴェンの残りの交響曲に全部名前をつける投票なんていうのを
ネット上でだれかやってみたら面白いかもしれません。結構ばらけそうですし。
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かるべりゅういち

Author:かるべりゅういち
子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

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