中年おやじが語るクラシック音楽

最近見たこと聴いたことや昔の話などをランダムに書いていきます。毎晩9時ごろに更新するのが目標です。

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マショーのノートルダム・ミサなどが収録された、27枚目のCDを聴きました。曲目と演奏者は以下の通り。

・マショー ノートルダム・ミサ
・ペロティヌス グラドゥアーレ「支配者らは集まりて」
・作者不詳 コンドゥクトゥス「あわれみ深きわれらの父よ」
・シャンスリエ コンドゥクトゥス「言いたまえ、キリストの真実よ」
・ペロティヌス グラドゥアーレ「地上のすべての国々は」
・作者不詳 「アレルヤ,よみがえりたまいしキリストは」「クラウズラ:死は」
・ペロティヌス グラドゥアーレ「アレルヤ,乙女マリアのほまれある御誕生」

指揮・・・アルフレッド・デラー
デラー・コンソート
コレギウム・アウレウム合奏団員

 ルネサンスよりもさらに昔、つまり中世の音楽です。ギョーム・ド・マショー(ca.1300-1377)、ペロティヌス(またはペロタン)(ca.1200)、フィリップ・ル・シャンスリエ(ca.1165-1236)、それに作曲者不詳の曲が入っています。もともと2枚組だったものを編集して1枚にしたものだと思います。この手のレパートリーでは、マンロウらによるものもありますが、それに劣らぬ貴重な録音といえるでしょう。

 ジャケットの記述、最後の曲が作曲者不詳になっていますが、単売のCDの情報などで確認したところ、ペロティヌスの曲の間違いだと思います。

 1960、61年の録音だそうですが、そんな古い録音とは思えない、鮮明な音質です。アルフレッド・デラーと言えば古楽演奏の創世記に活躍した、演奏史上欠かすことのできない演奏家。まさにDHM50周年BOXに収録されるにふさわしい、歴史的名盤ではないでしょうか。

 不協和音が出てきてもおかまいなし、地声のような生々しい声で、洗練されていないところが、逆にすごく新鮮でびっくりしました。そして自信に満ちた、堂々とした歌いっぷりには迫力さえ感じます。聴いていて、圧倒されるような存在感。歴史を考証するために録音された博物館的な演奏ではなく、血が通った演奏です。実にいきいきしていて、きっと中世の人たちはこんな風に歌っていたにちがいない、と思ってしまうような演奏です。中世にタイムスリップしたような気分になりました。

  当録音の単売      ヒリヤードの演奏   マンロウもよく聴きました
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