スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

The Decca Sound を聴く その23 カッチェンのバルトークほか

23枚目のCDです。

バルトーク:ピアノ協奏曲第3番/ラヴェル:ピアノ協奏曲/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
演奏: 指揮・・・イシュトヴァン・ケルテス、ロンドン交響楽団、ピアノ・・・ジュリアス・カッチェン
録音: 1965年11月(バルトーク、ラヴェル)、1968年11月(プロコフィエフ)、キングズウェイホール、ロンドン

1バルトークピアノ協奏曲第3番 Sz.119第1楽章 アレグレット
2バルトークピアノ協奏曲第3番 Sz.119第2楽章 アダージョ・レリジオーソ
3バルトークピアノ協奏曲第3番 Sz.119第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
4ラヴェルピアノ協奏曲 ト長調第1楽章 アレグラメンテ
5ラヴェルピアノ協奏曲 ト長調第2楽章 アダージョ・アッサイ
6ラヴェルピアノ協奏曲 ト長調第3楽章 プレスト
7プロコフィエフピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26第1楽章 アンダンテ - アレグロ
8プロコフィエフピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26第2楽章 アンダンティーノ・コン・ヴァリアツィオーニ
9プロコフィエフピアノ協奏曲第3番 ハ長調 Op.26第3楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ

 ジュリアス・カッチェン(1926-1969)と、イシュトヴァン・ケルテス(1929-1972)。二人とも40代半ばで惜しくも亡くなった演奏家、という共通点があります。デッカレーベルにとってこの二人を失ったことは大きな痛手だったはず。もし円熟期まで存命であれば、きっと沢山の名盤を残したでしょう。デッカ特有の明瞭でダイナミックなサウンドとこの二人の演奏の特徴は格好の組み合わせだったと思われるからです。

 ケルテスは、また後から登場しますので、カッチェンの話題に絞ります。カッチェンはアメリカ出身で10歳でモーツァルトの協奏曲を弾く早熟の天才だったことは有名です。ブラームスのピアノ曲の全曲録音などがよく知られています。肺がんのため、惜しくも42歳で亡くなっています。

 選曲は近代のピアノ協奏曲の名曲を3曲集めたもので、大変お徳感のある一枚です。どの演奏も万全のテクニックで、一音たりとも手抜きをしない、緊張感のある演奏になっています。オケもシャープに決まっていて、デッカの明瞭な録音もその特性をよく捉えています。面白かったのはラヴェル。アルゲリッチの演奏なんかに代表される、疾走するテンポで情熱的なな興奮を発散させるような演奏スタイルとは対局の演奏です。スコアやピアノのパート譜が透けて見えてくるような克明な演奏で、いたずらに煽らない堅実で隙のない演奏によってもたらされる独特な高揚感はかえって新鮮に感じられました。


紙ジャケのデザインと同じものはAmazonではみつからず。


こちらが有名なブラームスのピアノ曲全集
スポンサーサイト

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

カウンター
ブログ内検索
プロフィール

かるべりゅういち

Author:かるべりゅういち
子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

少しでも多くの方に読んでいただけるように、いくつかのブログランキングに参加しております。
もしよろしければ、一日一クリックをお願いいたします。

にほんブログ村ランキング
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

にほんブログ村 クラシックブログへ

にほんブログ村


音楽ブログランキング

人気ブログランキングへ

最近の記事
CD・DVDの検索


HMVジャパン
↓こちらは英字入力のみ






Shop.TOL
by TSUTAYA online




Sony Music Shop
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブログランキング

FC2ブログランキング

Amazonライブリンク


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。