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ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX その50

ゼレンカとピゼンデルの器楽曲が収録された、50枚目のCDを聴きました。曲目と演奏者は以下の通り。

ゼレンカ ヒポコンドリア イ長調 ZWV187
ピゼンデル 協奏曲ニ長調
ゼレンカ 協奏曲ト短調 ZWV186
ピゼンデル ソナタ ハ短調
ゼレンカ シンフォニア イ短調 ZWV189

ヴァイオリンと指揮・・・ゴットフリート・フォン・ゴルツ
フライブルク・バロック・オーケストラ

 ヴァイオリンの名手として知られる、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)]と、昨日に引き続いて、ゼレンカの曲を交互に収録したCDです。

 ピゼンデルの協奏曲、最初にソロ・ヴァイオリンが出てくるところは、いきなりカデンツァで始まります。実に刺激的で、悪魔的にすら感じます。その後のソロパートも自在かつ奔放で、華麗なテクニックが披露できるようになっており、見せ場としては十分。自身が名手であったことがうなずけるような曲です。

 ゼレンカの曲は、昨日の曲よりもさらに刺激的です。たとえば協奏曲の進行の意外性のある展開はは、バッハやテレマンにはない独特なもので、はまると病みつきになるような不思議な魅力があります。何拍子の曲だか一瞬判らなくなるような前衛性があって、きっと、作曲当時は相当斬新に聴こえたのではないかと思ってしまいます。

 最後の曲は8声のシンフォニアという曲なのですが、この第4楽章はすごく面白かったです。前半は穏やかな感じで、チェロやファゴットのなごやかなやり取りが大変叙情的です。ところが後半は一変して、怒涛のように音楽が突進していきます。チェロ、ファゴットに加えて、ヴァイオリン、オーボエも、ソロ楽器として入ってきて、それぞれが競い合って入れ替わり立ち代り腕前を披露するような展開になって、大変エキサイティングです。

  当録音の単売      ピゼンデルの作品  5枚組みのゼレンカ作品集
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX その49

ゼレンカの宗教曲が収録された、49枚目のCDを聴きました。曲目と演奏者は以下の通り。

ゼレンカ

「神の御子のミサ曲」 ZWV.20
「聖母マリアのためのリタニア」 ZWV.152

ソプラノ・・・ナンシー・アージェンタ
カウンター・テナー・・・マイケル・チャンス
テノール・・・クリストフ・プレガルディエン
バス・・・ゴードン・ジョーンズ

指揮・・・フリーダー・ベルニウス
シュトゥットガルト室内合唱団
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ

 「Z」で始まる作曲家は少ないです。私がパッと思いつくところでは、ウィンナ・ワルツの作曲家、ツィーラー(Carl Michael Ziehrer)、現代音楽の作曲家、ツィンマーマン(Bernd Alois Zimmermann)、ツェムリンスキー(Alexander von Zemlinsky)といったところでしょうか。

 そして、このゼレンカ(Jan Dismas Zelenka, 1679-1745)です。テレマンの「忠実の音楽の師」にも出てくるこの作曲家は、対位法の大家として知られ、ボヘミアのバッハ、とも呼ばれていました。

 確かに合唱パートの和音の移っていく様子をなんかなんかを聴いていると、なかなか凝っていて味わい深いです。例えば13トラックなんかは、ぐるぐると転調の螺旋階段を昇りながら、どこで終わるか判らないような、前衛的とも思える展開で、曲が進んでいます。バッハともテレマンとも違う独特の節回しです。

  当録音の単売     ゼレンカのレクイエム こちらもゼレンカの宗教曲
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX その48

ヴィヴァルディのチェロソナタが収録された、48枚目のCDを聴きました。曲目と演奏者は以下の通り。

ヴィヴァルディ
 チェロ・ソナタヘ長調
 チェロ・ソナタイ短調
 チェロ・ソナタホ短調
 チェロ・ソナタイ短調
 チェロ・ソナタト短調
 チェロ・ソナタ変ホ長調

チェロ・・・アンナー・ビルスマ
通奏低音チェロ・・・鈴木秀美
チェンバロ・・・ジャック・オッホ

 ヴィヴァルディが3日連続となっています。ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、と来て、今日はチェロ・ソナタです。独奏は、この50枚組みのシリーズではボッケリーニ以来の登場となる、ビルスマです。

 チェロの音質は、いかにもバロックの楽器という感じでガット弦を使った独特の響きがしています。たしか、この頃はゴフリラーという楽器を使っていたのではないでしょうか。後のセルヴェを使って録音した演奏よりも、素朴な感じがします。しかし、決して地味なわけではなく演奏は実に自在です。チェロという楽器の不自由さを感じさせない、伸び伸びとした演奏は大変魅力的です。

 バロック時代のソナタでは通奏低音がチェンバロとチェロ、となっていることが多いです。たとえばヴァイオリンソナタでは、ヴァイオリン、チェンバロ、チェロ、という組み合わせになります。このときのチェロはあくまで伴奏楽器です。

 しかし、チェロソナタとなると多少状況が変わってきます。チェロ×2、チェンバロ、という編成になります。この場合、第二チェロは、伴奏という立場を超えて、2つめの独奏楽器という役割もになうことになります。実際に、楽章によってはチェンバロなして、チェロの二重奏のようになっているところもあります。第二チェロは鈴木秀美さん。師弟関係の二人だけあって、音色やアーティキュレーションがよく似ていて、好ましいアンサンブルになっていると思います。

  当録音の単売  こちらは鈴木さんの独奏 こっちのビルスマも面白い
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX その47

ヴィヴァルディの序曲と協奏曲が収録された、47枚目のCDを聴きました。曲目と演奏者は以下の通り。

ヴィヴァルディ

 歌劇「バヤゼット」RV703序曲
 歌劇「オリンピアーデ」RV725序曲
 歌劇「ためされる真実」RV739序曲
 ヴァイオリン協奏曲ハ短調「Amato Bene」RV761 
 歌劇「館のオットーネ」RV729序曲
 協奏曲ヘ長調RV571
 歌劇「テンペーのドリッラ」RV709序曲
 歌劇「ファルナーチェ」RV711序曲
 シンフォニア ト長調RV149
 協奏曲ニ短調RV148
 歌劇「ジュスティーノ」RV717序曲
 
 指揮・・・クリストファー・ホグウッド
 ヴァイオリン・・・フェデリコ・グリエルモ
 ラルテ・デ・ラルコ

 ヴィヴァルディといえば、協奏曲やソナタ、ときどきアリアなどを聴くのが主で、序曲をこうやったまとめて聴いたのは初めてでした。オペラの序曲といっても、3楽章構成だったりするので、序曲というよりは交響曲に近い感じがします。実際ジャケットの英語表記はSinfoniaです。

 序曲の方は、独奏楽器がない分、オケが一丸となって突進するような、力強さというか、逞しさのようなものを感じます。急ー緩ー急の構成ですので、両端楽章がとくにそうです。ラルテ・デ・ラルコの演奏は、18枚目のCDのときに書いたのと同じ印象で、カラッと明るく、躍動的です。

 21トラックのところに来て、びっくりしました。RV709の第3楽章です。これは「四季」の春の第1楽の主題ではないですか。このなのもありなんですね。こういう曲をさりげなくはさんでいるところが洒落ていてよいですね。

  当録音の単売    ラルテ・デ・ラルコの演奏  もう一つラルテ・デ・ラルコ
  

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX その46

ヴィヴァルディの協奏曲が収録された、46枚目のCDを聴きました。曲目と演奏者は以下の通り。

ヴィヴァルディ

協奏曲集「四季」、「海の嵐」、「喜び」

指揮とヴァイオリン・・・ゴットフリート・フォン・デル・ゴルツ
フライブルク・バロック・オーケストラ
ザ・ハープ・コンソート

 「四季」を最初に聴いたのはイ・ムジチ合奏団でした。ソロはミケルッチでした。つややかな音色と一糸乱れぬアンサンブルに感動して、何度も何度もききました。そのときのLPレコードには「四季」のスコアが一緒に閉じられていて、それにかじりつきながら聴いた記憶があります。

 それから、30年くらいたった今、演奏法には大きな変化がありました。古楽器奏法はもう普通で、最初は妙だと思ったアーティキュレーションも、当たり前に聴けるようになってきました。ビオンディやカルミニョーラ、クレーメルなどの演奏を聴いてきた耳には、相当奇抜なものが出てきても、もうあまり驚かなくなってしまったような気がします。

 この演奏も十分刺激的なものですが、昔よりも聴く方に余裕がでてきているのでしょうか、独奏パートなんかは結構まとも、というかちょっと言いすぎかもしれませんが、正統派っぽく聴こえてしまいます。
 
 むしろ、このCDで目立っているのは脇役の方たちではないでしょうか。「春」の2楽章の犬のほえる音を模倣するところなんかでは、お構いなしに大音量で目立っていますし、通奏低音を担当するさまざまな楽器には妙に堂々とした存在感があります。トータルではやはりユニークな演奏になっていて、面白く聴けるヴィヴァルディのCDがまた一枚増えたような気がしました。

   当録音の単売   カルミニョーラも面白い   ビオンディの四季
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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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子供の頃からクラシック音楽を聴き始めて30年になります。職業は普通の会社員です。今はもっぱら自宅でDVDやBS放送で音楽鑑賞しています。

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