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マイスキー、バッハで世界的名声を得る(1985)

 ゴルバチョフがソ連の書記長になった1985年。この年に発売されたバッハの無伴奏チェロ組曲のCDによって、マイスキーは一躍世界を代表するチェロ奏者の一人になりました。今年で還暦なんですね。私も年をとるわけです。

 当時はロストロポーヴィチが現役の最高峰として別格の存在でしたが、バッハは弾いていませんでした。現役の演奏家でバッハを聴こうと思ったら、まだ現役だったシュタルケルやナヴァラ、若手で大人気のヨー・ヨー・マ、あるいは古楽器のビルスマなどの中から選ぶ、といった時代です。

 ちょうどこの頃はCDの普及期で、デジタル録音の新しい無伴奏チェロの録音が待たれていました。そんな中でのレコード会社の戦略が成功したという見方もあります。収容所にいてチェロが弾けない苦悩の時代を経験した話などもよく取り上げられ、エリート風のヨー・ヨー・マと対抗させるようなイメージが作られていった感じもします。しかし肝心の演奏に魅力がなければこんなにブームにはならなかったでしょう。

 まず、音が美しい。名器モンタニアーナから出てくる音は「ベルベットのような音」という比喩がよく使われました。そしてよく歌います。スケールが大きく、息が長く、どっぷりと感情移入する演奏はまるでロマン派の音楽のようでした。

 この年はもう二つの録音がリリースされています。一つはアルゲリッチと共演した、シューベルトのアルペジョーネソナタ。ピアノも絶品です。もう一つはブラームスの二重協奏曲。クレーメル、バーンスタイン、ウィーンフィルという豪華な組み合わせ。1983年発売のブラームス全集からの分売でした。どれもマイスキー独特の美音を堪能できます。この時代のマイスキーが一番良かった、などと言うのは中年おやじのたわごとでしょうか。

旧録音ですお間違いなく  優しく響く絶妙のピアノ  写真はクレーメルだが 
   

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