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アルバンベルク四重奏団の来日公演(1984)

 1984年はクライバーのベト4か神童ディミトリス・スグロスなんかを取り上げようかと思いましたが、やっぱりこちらにします。今年解散するそうですね。ついに、このときが来てしまったか、という感慨深い気持ちになっています。

 さて、彼らの初来日はこの年ではないはずですが、ビオラがカクシュカに変わって、つまり全盛期のメンバーになってからは初めてだと思います。当時はまだサントリーホールなんかはなく、新宿文化センターでの演奏会でした。モーツァルトの「狩り」、バルトークの第2番、「死と乙女」というプログラム。当時の彼らは必ず20世紀の作品を演奏会のプログラムに一つ入れるのを常にしていました。今考えても、彼らのレパートリーを代表する選曲だと思います。

 印象的だったのは、演奏前や楽章の間でしつこいほど入念にチューニングしていたことでした。この習慣はその後も変わっていないはずです。当然、弦楽器奏者である以上「音程にはじまって、音程に終わる」という技術的な目的もあったのだと思いますが、どんな演奏会でも妥協を許さす、常に最高のものを目指して行こうという姿勢が強く感じられ、頭の下がる思いでした。

 演奏はもう、とにかく完璧でした。技術的にも音楽的にも。勿論それ以前にレコードで聴いたときもそう感じていたのですが、「まあ、これはスタジオ録音だから」という思いも少しありました。でもライブではさらに凄みが増していたのです。技術的にはスタジオ録音もしくはそれ以上の完璧さの高みに達していながら、それに加えて、聴衆までもが緊張してくるような恐るべき集中力から生まれる気迫と熱気がオーラのように放射されている、そんな演奏でした。まさに彼らが世界最高の弦楽四重奏団であることをこのとき確信しました。

 彼らの残した録音のすべてが、現代そして未来に生きる人たちの共通の財産である、といっても言いすぎではないと思います。どれがベストであるかなど結論を出すのはほとんど不可能でしょう。

結成時の鮮烈な意欲作 やはり全16曲を聴くべし  貴重なドキュメンタリー
  
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